『遠野物語』発刊100周年記念 HOMEイベントカレンダー

「写真『遠野物語』コンテスト」入賞作品

『遠野物語』発刊100周年を記念して行われた「写真『遠野物語』コンテスト」の入賞作品を発表いたします。

<写真『遠野物語』コンテスト>
審査委員長:民俗写真家 芳賀 日出男氏
応募点数:414点
応募人数:87名

<各賞受賞者(敬称略)>
☆グランプリ☆ (1名)
「千葉家の座敷わらし」  太田 信子 (岩手県盛岡市)
千葉家の座敷わらし

☆優秀賞☆ (2名)
「晩秋の遠野盆地」  菊池 啓造 (岩手県盛岡市)
晩秋の遠野盆地

「伝説の白馬」  竹花 信一 (岩手県盛岡市)
伝説の白馬

☆佳作☆ (10名)
「祀る」  鈴木 啓二 (岩手県遠野市)
祀る

「カッパ淵」  熊谷 利昭 (宮城県仙台市)
カッパ淵

「獅子踊り」  佐々木 良一 (岩手県遠野市)
獅子踊り

「渾身の舞」  西 拓也 (岩手県遠野市)
渾身の舞

「願い叶う処」  熊谷 仁志 (秋田県秋田市)
願い叶う処

「昔語り」  熊谷 岩奇 (岩手県盛岡市)
昔語り

「六神石の舞姫」  有田 勉 (岩手県宮古市)
六神石の舞姫

「荒神様」  宇賀神 貴之 (埼玉県草加市)
荒神様

「おめでたい日」  山口 光子 (岩手県宮古市)
おめでたい日

「南部曲家の秋」  照井 俊男 (岩手県盛岡市)
南部曲家の秋

たくさんのご応募ありがとうございました!!

『遠野物語』発刊100周年記念 オープニングイベント

柳田國男が遠野出身の佐々木喜善からふるさとに伝わる不思議な話を聞いたことがきっかけで誕生した『遠野物語』。
1910年に発刊された『遠野物語』は多くの人に読み継がれ、今年100周年を迎えます。
その幕開けとして1月17日(日)、オープニングイベントを開催しました。

~第一部~

第一部は「子供たちと迎える100周年」
開会宣言
子ども達による開会宣言から始まりました。

A・E・L音工房
市内の演奏家たちで結成した音楽ユニットA・E・L音工房の音と映像による遠野紹介。

 小友小学校
小友小学校全校児童による「NHKみんなのうた」のご当地ソング「たらりら」遠野バージョンの合唱

『遠野物語へようこそ』
『遠野物語へようこそ』全世帯配布式

グランプリ表彰式
写真「遠野物語」コンテスト表彰式

特別ゲストの井上あずみさんには、「となりのトトロ」や「ジブリ主題歌メドレー」の歌のほか、遠野の昔話も披露していただきました。
続いて遠野少年少女合唱隊による「わらべ歌」や、「遠野こだわりの語り部」に認定された「子供語り部」による昔話、最後は遠野に輝く未来があることを願い、井上あずみさんと前述の子ども達が一緒に「ビリーブ」を歌い、エンディングを飾りました。

子供語り部
ビリーブ
特別に編成された小中学生の合唱隊

 

 ~第二部~

第二部は民俗学研究者である赤坂憲雄先生(東北芸術工科大学大学院長)と伝承文学研究者である三浦佑之先生(立正大学教授)による対談が行われました。
「遠野物語へようこそ」対談

お二人の共著である『遠野物語へようこそ』は『遠野物語』の多様な面白さを伝える入門書的な内容で、遠野市内の全世帯に配布されます。
対談では『遠野物語』について「何回読んでも発見がある」などその魅力や世界観について語っていただきました。

最後は新潟県佐渡島を拠点に、世界中で講演活動を行っている太鼓芸能集団「鼓童」による和太鼓ステージ。
今回のために作曲された『遠野物語』の「マヨイガ」をイメージした曲も披露され、大迫力の表現、演奏に観客からは大きな拍手が送られました。
鼓童

 

今回のオープニングイベントを皮切りに、本格的に『遠野物語』発刊100周年記念事業が動き出します。
HPでもどんどんご案内いたしますので、どうぞご期待下さい。

「『遠野物語』を学ぶ市民講座」が開催されました。

 来年迎える『遠野物語』発刊100周年を契機に、改めて『遠野物語』について学び、
 理解を深める目的で行われた「『遠野物語』を学ぶ市民講座」。

 今回は、柳田國男研究の第一人者として知られる神奈川大学教授の福田アジオ先生にご講演いただきました。

 

 題は「日本の民俗学と『遠野物語』」。

 「欧米は昔話や伝説などを研究対象にする「語りの民俗学」であることに対し、日本は習わしやしきたりなどやっていることを研究する「行為の民俗学」である」という解説から始まり、
 江戸時代から柳田國男まで日本の民俗学がどのように形成されたかについて述べられました。
 福田先生は講演を聴きに来た市民に対し
「遠野市民に期待することは『遠野物語』をそっくり鑑賞するのではなく、一度壊し、それから新たに作り上げるということ。そうすることで遠野のことを考え、それを発信して欲しい」と語りかけました。

市民講座

 

 次回の「『遠野物語』を学ぶ市民講座」の予定は下記の通りです。

 日時:1月9日(日)  10:00~
 場所:附馬牛地区センター
 講師:小田 富英先生(遠野物語発刊100周年記念事業アドバイザー)
 「『遠野物語』の魅力―わたしたちは、何を伝えていくのかー」
 入場無料

 是非ご参加下さい。

お申込み・お問い合わせ
遠野市文化政策部 遠野物語100周年プロジェクト推進室
電話 0198-62-2340
FAX 0198-62-5758
E-mail tono100@city.tono.iwate.jp

『遠野物語』を学ぶ市民講座が開催されました。

11月6日、7日と高校生、一般を対象に『遠野物語』を学ぶ市民講座が開催されました。
この講演会は来年迎える『遠野物語』発刊100周年を契機に、改めて『遠野物語』について学び、理解を深めるため行われたものです。

11月6日(金)は遠野高校情報ビジネス校と遠野緑峰高校で三浦佑之先生による講演会が行われました。
三浦佑之先生
演題は、「遠野の始まり―遠野物語と神話―」。
三浦先生は「昔話には様々な話があるがそれだけではない。語られていることが自分達にどうつながっているのかを考えて欲しい。」と話され、『遠野物語』にある三山伝説やサケを巡る伝承を中心にご講演いただきました。
そして沖縄や韓国にも似たような話が伝えられていることに触れ、「私達は海の向こうの人ともつながって生きている。それを知ったら世界はもっとよくなるのではないか」と語られました。
最後に高校生に対し、「卒業したら外に飛び込むことになるが、生まれ育った土地のことを知ることも大事。その二つの世界がどうなっているのか両方知る、その視点がこれから必要だ」と語り掛けました。

続いて11月7日(土)は一般を対象に「経済を創る人間―『遠野物語』から」と題し、藤井隆至先生にご講演いただきました。
藤井隆至
柳田國男の経歴や著作を発表順に追いながら「柳田國男は『遠野物語』を書くことで何が言いたかったのか」という内容のお話。
藤井先生は「柳田の関心は‘人間とは何か’にあった」とし、「『遠野物語』は仏教や儒教、神道を進めた幕府や政府からの影響の薄い精神世界を表現したもの。」と語られました。
「経歴を見ると柳田が‘日本の将来をどう展開するか’を考えていたことがよく分かる。柳田は明日の日本を作るうえで決定的に重要なのは、江戸時代にあった助け合いの精神であると考え、柳田の考える‘将来を託すべき人間の姿’が『遠野物語』の中にあった。」と語られました。

次回の『遠野物語』を学ぶ市民講座の予定は下記の通りです。
日時:12月12日(土)  13:30~
場所:とぴあ2階集会室
講師:福田アジオ先生(神奈川大学教授)
   「日本の民俗学と『遠野物語』」
入場無料

是非この機会にご参加下さい。

お申込み・お問い合わせ
遠野市文化政策部 遠野物語100周年プロジェクト推進室
電話 0198-62-2340
FAX 0198-62-5758
E-mail tono100@city.tono.iwate.jp

語り部放送大学スクーリング 昔話編が開催されました。

遠野テレビで放送中の<語り部放送大学「昔話」編>が10月30日に終了し、
11月7日スクーリングが開催されました。

「語り部」1000人プロジェクト、語り部放送大学については→こちら

昔話の「語り部」認定委員は遠野物語研究所研究員の佐藤誠輔さんと、遠野の代表的な語り部である正部家ミヤさん、文化課長の3人です。

スクーリングは市民センター講義室で午前と午後に分けて行われ、
認定委員会によって決定された「語り部」認定基準の説明、佐藤さん・正部家さん・文化課長による講義などが行われました。

認定委員会スクーリング

 「昔話は知っているけれど、語れない。語れるようになりたい」、
「独学で勉強したので、きちんと習いたい」、
「これから昔話を勉強したい」など昔話に対して熱意を持った方や
「語れないけれど、昔話に興味がある」という方、様々な方が参加されました。

昔話の「語り部」の認定基準の基本は「昔話を3話語ることが出来ること」。
スクーリングの最後には皆さんに1話ずつ披露していただきましたが、
「3話語れるまで皆さんでがんばりましょう」と言うことになり、第2回スクーリングが開催されることが決定しました。

少しでも昔話に興味のある方、語りたいという方、是非お気軽にご参加下さい。

お申込み・お問合せは以下までお願いいたします。
遠野市文化政策部 遠野物語100周年プロジェクト推進室
電話 0198-62-2340
FAX 0198-62-5758
E-mail tono100@city.tono.iwate.jp

「遠野の里の物語」学習発表会が行われました

去る10月18日(日)、遠野市民センターで遠野小学校全校表現活動「遠野の里の物語」が行われました。

28年目を迎えるこの表現活動も、今回は来年の『遠野物語』発刊100周年記念事業の
プレイベントとして発表。
場所もこれまでの遠野小学校の体育館から市民体育館へと初めて移動し一般公開されました。

外の様子中の様子

当日はまずまずのお天気でしたが、約800人のお客さんで超満員。
開会式が終わると緊張した面持ちで全校児童が静かに入場してきます。
入場はじまりはじまり

一番初めは3,4年生による「遠野お山節」
『遠野物語』第2話にでてくる女神、3人の娘たちの早池峰山をめぐるお話です。
歌をバックに水色の衣装を着たかわいらしい女神たちが物語を表現しました。
遠野お山節

「遠野のカッパは、赤ガッパ!!」と元気よく出てきて始まったのは
1,2年生によるカッパのお話。
赤ガッパ!!歌を歌う子供たちもカッパの真似

最後は5,6年生による五百羅漢とおしらさま。
子供たちによる迫真の演技で涙を流す人も・・・。
五百羅漢おしらさま

すべての発表が終わり、最後は全員で「ふるさとは遠野」を合唱。
今までの練習の成果を出しきり、みんな誇らしげな顔をして退場していきます。
退場

観客席からは最後の最後まで大きな拍手が鳴り止みませんでした。

もう来月から来年に向けての配役決めや練習が始まるそうです。
ぜひこれからもずっとずっと続けてほしい、素晴らしい発表会でした。

「『遠野物語』を学ぶ」市民講座が始まりました

来年の『遠野物語』発刊100周年に向け、遠野市では改めて『遠野物語』について学びながら
先人たちが培ってきた歴史と文化を知り、郷土に対する理解を深めることを目的として
「『遠野物語』を学ぶ」市民講座を企画しています。

先日9月28日、遠野高校で全校生徒を対象に東北芸術工科大学大学院長の赤坂憲雄先生に
「『遠野物語』は何か」についてご講演いただきました。

赤坂先生は「ずっと遠野ですごしてきた君たちにはわからないかもしれないが、
遠野は人を引きつける力を持つ土地だ」と遠野のすばらしさに触れ、
「『遠野物語』は市民にこそ読んでほしい、そして自分が主役になって『遠野物語』を活用してほしい」
と語られました。

今後も順次市民講座を開催します。
次回の予定は以下の通りです。

【日時】11月6日(金)
【場所】13:00~ 遠野高校情報ビジネス校  15:00~ 遠野緑峰高校
【講師】三浦 佑之先生 (立正大学教授)
      「遠野の始まり―遠野物語と神話―」

【日時】11月7日(土)  13:30~
【場所】とぴあ2階 集会室
【講師】藤井 隆至先生 (新潟大学大学院教授)
      「人間とは何か――『遠野物語』から」

申込み・問い合わせは下記までご連絡ください。

遠野市文化政策部 遠野物語100周年プロジェクト推進室
電話 0198-62-2340
FAX 0198-62-5758
E-mail tono100@city.tono.iwate.jp

『遠野物語』観月会

10月3日は中秋の名月。

遠野で最も美しいといわれる、六角牛山から上る満月を眺めお月見を楽しみましょう、と
親子を対象に観月会が開かれました。

この観月会は来年『遠野物語』発刊100周年を迎えるに当たり市民一体となってお祝いする気運を高めるため、
みんなで築くふるさと遠野推進事業の一環として遠野商工会女性部が主催したものです。

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場所は道の駅「風の丘」の展望デッキ。
お供えは海のものに山のもの、お花は山から取ってきたものだそうです。
六角牛山が奥に見えます。

そして4時40分頃ついにお月様が出てき始めました。
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かすんでいるので分かりにくいのですが、とても大きなお月様が山の端から出ています。

子供たちも大はしゃぎ

子供たちも大はしゃぎ

 残念ながらその後しばらくお月様は雲に隠れてしまいましたが、その間に屋内でイベントが行われました。

早池峰神社の佐々木宮司による笙の演奏、工藤さのみさんによる昔話の語りです。
昔話はお月様にちなんで「十五夜さん」が語られました。

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  そしてかるた大会。
かるた大会

『遠野物語』を題材にしたかるたで、
子供たちは熱戦を繰り広げていました。
熱戦

そのうち辺りも暗くなり、おぼろながらお月様も見られるように。
最後はお月様を愛でながら芋の子汁をいただきました。
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佐々木喜善祭と金野靜一先生の講演会が開催されました。

9月29日は『遠野物語』の話者、佐々木喜善の命日です。
当日、土淵町地域づくり連絡協議会主催で佐々木喜善祭が開催されました。
土淵地区センターを出発し喜善の眠るダンノハナの共同墓地へ。

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喜善のお墓は家や田んぼの見渡せる見晴らしのいい所にあります。
すでに稲刈りが始まってハセ掛けの風景が見られました。

墓参後は伝承園に移動し約230人が参列して佐々木喜善記念館前で献花。

dscf4678その後は子供語り部が披露されました。
写真は本邦初公開(?!)という園児語り部です。
元気いっぱいに座敷ワラシの話を語ってくれました。

最後は元県立博物館館長の金野靜一先生による記念講演「『遠野物語』と佐々木喜善」が開かれ、
喜善が日本のグリムと言われるゆえんや物語の背景、その業績について講演してくださいました。

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金野先生は柳田國男に会ったことがあるそうです。
そのときのエピソードも含め、皆さん熱心に金野先生の講演を聴かれていました。

祝・発刊99周年 記念早池峰登山

 

 

 

晴天に恵まれた99周年当日
晴天に恵まれた99周年当日

 

 

 『遠野物語』第2話では、母神が3人の娘を伴って遠野に降り立ち、良い夢を見て天から霊華を授かったものに、もっとも良い山を与えようと告げます。

 その夜長女の胸に降りた霊華を、夜中に起きた末娘が自分の胸にのせ、もっとも美しい早池峰を手に入れます。姉二人にはそれぞれ六角牛山・石上山が与えられました。 

 

 

末の姫神さまがどうしても欲しかった名山
末の姫神さまがどうしても欲しかった名山・早池峰山
チングルマなどの可憐な高山の花々

チングルマなどの可憐な高山の花々

早池峰山の南方にそびえる薬師岳

早池峰山の南方にそびえる薬師岳

 

 

 早池峰は古くから霊山として敬われ、周辺地域には信仰を表す郷土芸能が今も伝承されています。山頂安全祈願祭では国指定重要無形民俗文化財第1号の「早池峰岳神楽」が奉納されました。  img_8187

 

記念登山にご協力くださった早池峰山岳会の皆さん、古道を約5時間かけて登山した「遠野早池峰ふるさと学校」の皆さんと記念撮影。

早池峰山岳会の皆さん

早池峰山岳会の皆さん

 

遠野早池峰ふるさと学校の皆さん
遠野早池峰ふるさと学校の皆さん

 

早池峰山岳会の皆様は、100周年記念事業ののぼり旗を掲げながら登山してくださいました。

のぼり旗を背に下山中

のぼり旗を背に下山中

 

 

 小田越登山道入り口では、啓発活動としてポケットティッシュを配布。こちらには、環境ボランティアの皆さんがご協力くださいました。

  

早池峰では携帯トイレをつかいましょう!

早池峰では携帯トイレをつかいましょう!

 

文にも登場する早池峰山。100周年へ向けての1年はここからスタートです。